じっくりアーサナと瞑想を行うことができました。
前日の108回ガヤトリマントラとマハームリットユンジャヤマントラの
余韻のおかげか、とても穏やかに入ることができます。
ムードラを作る親指と人差し指の触れ合っている接触面の感覚が消え
体の存在自体がまるでなくなるよう。
忙しく動き回る私の頭の中は少しずつスローダウンし
あれこれ飛び回っていた意識がようやく一点に向かい
内側がどんどん静かになっていくのを体験します。
その静けさは身体に神経系に細胞にまでじわじわ染み込んでいくよう。
深く深く。
そこからしばらくの静寂。。。
そのうち時間を知らせるタイマーが鳴る。
けれど今日はそれを無視してもう少し（だって久しぶりに一人の時間だもの）
すると次に電話が鳴り出す（あー着信音を消すのを忘れてしまった。。汗）
鳴り終わるのを待ってまた瞑想に入る。
しばらくするとまた電話がなる（えーこんな時に限ってまたなんで〜）
それでも諦めが悪いわたしは瞑想の時間を保持しようとする。
けれど、自分の意思とは関係なく電話はまたも鳴り響く
（ここまでくると何か急ぎだな。OK!）
グランディングまではしっかりさせてねっと思いながら
大地に根をおろす。
この半年ほど私自身 変化の時を迎えていました。
これまで送っていた生活の流れが変わり
あらたな環境に適応した日常を模索する日々。
わくわくする変化ではありますが
私のヴァータは上がりっぱなし。
そんな中でもどうにかバランスを保っていられたのは
自分自身の練習とヨガを指導させて頂ける空間、
そしてそこで出会うみなさんがいてくれたから。
夏に来日していた、ジョン先生の言葉が思い出される。
"ヨガにはとても強いパワーがある
だからこそ意図(信念)をしっかり定めておく必要がある"
悲しみや憎しみ、不安や絶望、拒絶や否定ではなく
認め合い喜びを分かち合える世界で
みんなともっともっと幸せになりたい
真実は一つだけど
一人じゃないよ
ってことを教えてくれたあたたかな朝。
次からは電話の音を切っておこう。ひひひっ